転職をするなら年収アップをしたいのは本音ですよね。
しかし現実はそう甘くはなく、ほとんどの場合は年収は下がると思った方がいいです。
私も25歳の1回目の転職で350万から280万に年収が下がりました。
下がった転職を経験した私が年収を下げずに転職するにはどうすべきだったのか振り返りも交えて紹介します。
年収を下げずに転職する方法

今までの経験に近い仕事への転職
新卒での就職と違い、転職の場合は企業は即戦力を求める場合がほとんどです。
新卒入社の場合はやる気と根性があればあとは教えながらなんとかなりますが、転職の場合だとそうはいきません。
企業はできるだけ経験がある人を採用したい傾向にあります。
私は1社目はスポーツジムでの就職だったのでスポーツジム関係の仕事の書類通過率は多かったです。
給料水準が高い業界、職種への転職
お金が多く動く金融、不動産、保険業界などは給料水準が高いです。
初年度年収400万円の求人が多かったです。
また、営業職も給料水準が高いです。
歩合制などの新規営業などは大変さはありますが、頑張り次第で収入を上げることができます。
新卒で入った会社の同期は不動産の営業に転職して大変だけど収入が上がったのはよかったと言っていました。
転職エージェントに相談
自分で経験を理解した中で転職活動ができたら理想的ですが、1人ではうまくいかない場合もあります。
そこで強い味方になるのは転職エージェントです。
求人紹介の前に面談を行うので希望年収や経験の話を聞いたうえで年収を上げるのならこの業界、職種のアドバイスをしてくれます。
また、内定後の聞きにくい年収アップの話も転職エージェントが企業に間に入ってくれて交渉してくれます。
過去に内定後の年収が380万だったのを400万円に交渉で上げてくれたのはさすがだと感じました。
最近はAI機能でキャリアを診断してくれるアプリもあるので忙しい人でも今後のキャリア形成はしやすく便利な世の中になりました。
資格勉強や部署異動希望で経験を積む
希望の職種、業界が決まっている場合に限定はされてしまいますが、年収ダウンのリスクはかなり減ります。
例えば、経理職に転職したい場合は簿記の勉強や今の会社で部署の異動が可能かどうか確認することが大事です。
タイミングが良ければ部署異動が実現し、経験を積みことができるのでその経験を職務経歴書や面接でアピールできる材料になります。
年収が下がっても大丈夫なラインは作るべき

全てがうまくいって年収があがれば理想ですが、下がった場合ももちろん考えておくべきです。
年収が下がる場合はこの年収までなら範囲内と決めておきましょう。
ご自身のお住まいの家賃、食費などの生活費。家族がいる場合は話し合っていくらまでなら大丈夫可と決めておくとよいでしょう。
初年度は下がる傾向になることも
転職した年のボーナスは基本的にもらえないと思っていた方がいいです。
入社するタイミングにもよりますが、年2回のうちの1回はもらえたらラッキーの気持ちで、2回目は先輩社員の半分程度もらえたらの気持ちで考えておくといいでしょう。
2年目以降は頑張り次第でボーナスも変わってくるので中長期的に年収が上がることも視野に入れておきましょう。
年収の上がり幅も転職エージェントは過去のデータをもっているのである程度の情報は教えてくれるので心強いです。
年収も大事だけど経験やスキルにも注目したほうがいい

生活をしていくのには最低限のお金は必要なのでどうしても年収は気になります。
しかし、年収が高くてもスキルが身に付きにくい場合は数年後にまた転職をした時に苦労します。
初年度は下がってもいいからスキルや経験を身に付けて数年後困らないようにするためには時に覚悟が必要な時もあることも心得ておきましょう。
まとめ:年収を上げるのは簡単ではない。やるべきことを細分化してしっかりとした準備を

今回は過去の経験から年収を下げずに転職する方法を紹介しました。
- 今までの経験に近い仕事への転職
- 給料水準が高い業界、職種への転職
- 転職エージェントに相談
- 資格勉強や部署異動希望で経験を積む
私の350万から280万への年収ダウンの転職の時は1人で転職活動をして内定を決めた会社でした。
年収が下がったので最初の1年間は節約生活で大変でした。
転職エージェントを利用していたらもう少し好条件の求人に出会えた可能性があったと振り返ると後悔をしています。
2回目以降は転職エージェントをしっかり利用して年収アップにも成功しました。
1人だけの力ではどうしても限界があると思いますので転職活動をしていて行き詰っている場合は転職のプロのエージェントの力を借りた方が絶対いいです。
無料で利用できますのでまだの方は利用をおすすめします。