転職活動を始めようと決めたけど、働きながらと辞めてからのどちらがいいのか迷いますよね。
転職4回経験してわかったことは働きながら転職活動をすることがベストということです。
働きながら、辞めてからの転職活動のメリット、デメリットを紹介します。
辞めてから転職活動をしている人は本記事をみて少しご検討ください。
働きながら転職活動するメリット

収入がなくならないので精神的に安定する
仕事をしながらなので収入には困りません。
面接会場への交通費や履歴書に貼る写真などの準備費用は地味にかかります。
収入がなくなってしまうと正しい判断をしにくくなります。
途中で転職活動を辞めても生活に苦労しない
仕事が忙しくなったり、書類落ちや面接不合格が続き、転職に対するモチベーションが下がる時は必ずきます。
転職は諦めようと思った時に仕事を続けてれば安心です。
また転職をしようと思った時に再スタートしやすいのは働きながらでの活動のメリットの1つです。
面接時に前向きになれる
気持ちに余裕があるので面接の時に前向きになれます。
辞めてからだとどうしてもネガティブになった時があったので働きながらの大きなメリットの1つとなります。
働きながら転職活動するデメリット

スケジュール管理が大変
働きながらの転職活動で大変なのは面接の日程調整です。
都市部で働いている方であれば仕事後に面接を受けるのは比較的可能ですが、職場から面接会場が遠い場合は休みをとるしかありません。
日程が合わなくて選考を辞退したこともありました。
有休とると職場に怪しまれる
面接をするために有休をとったことで職場の人に怪しまれたことが過去にありました。
日本はまだ有休を気軽にとれる会社はそう多くはないので短期間に休むと怪しまれる可能性があります。
職場の人に『最近休みすぎだけどどうかしたの?』と聞かれたときに回避できる理由をいくつか準備しておきましょう。
相談相手が周りに言う可能性
いくら仲のいい職場の人でも転職の話はしない方がいいのが鉄則です。
会社を辞めることを職場の人はいいようには思ってはくれません。
内定が決まり、辞めることが確定した時まで言わないようにして自分の身は自分で守るようにしましょう。
辞めてから転職活動のメリット

面接調整の負担が減る
仕事をしていない分、面接の調整が楽になります。
注意点としては面接を詰め込みすぎないこと。
企業研究や面接対策に時間を作ることができないからです。
1日に3社面接をしたときは達成感はありましたが、面接をすることが目標となってしまっていました。
午前と午後の1社ずつが多くても好ましいでしょう。
内定後すぐ働くことができる
企業は1日でも早く働いてほしいのが本音です。
辞めていれば明日からでも働けるのが辞めてからのメリットです。
転職活動に集中できる
仕事しながらだと忙しくてできなかったり、職場の人にバレないようにと気を付けないことが多いです。
辞めたことで1度リセットされるので転職活動に集中することができます。
辞めてから転職活動のデメリット

書類選考が通りにくい
退職を悪い印象に持つ企業も少なからずあります。
入社してもすぐ辞めてしまうのではと思われてしまうので書類選考に落ちやすいです。
また、辞めた期間が長いほど選考に不利になるので理解しておきましょう。
収入がなくなる
働いていないので収入は0です。
生活費や転職活動に使うお金は徐々になくなっていくので辞める前に収入がなくても安心するくらいの貯金はしておくといいです。
なかなか決まらなくて不安になる
転職活動なんてすぐ決まると思っていた私ですが、最短でも3ヶ月はかかりました。
もちろん人によってはもっと短い期間で内定をもらう場合もあるので全てとは言えません。
けど、思っているほどすぐには決まらない現実は転職活動経験者にしかわからない部分かもしれません。
辞めてから転職活動をしてもいい人

収入がなくても数ヶ月は暮らしていける
人それぞれ生活費は違いますが、毎月の生活費×1年間分はあると気持ちも焦りもなく、転職活動ができるでしょう。
しかし、面接の時に退職理由は必ず聞かれるので面接官が納得できる内容を準備してください。
いつまでに転職をすると決めている
転職の軸がしっかりしており、いつまでに転職をするというゴール設定をしている人は適しています。
過去の転職活動の中で転職の軸を決めているのと決めていないのとではやる気にも影響がでましたし、ゴール設定があった方が決まるまで早かったです。
仕事が忙しすぎて活動できない
1回目の転職活動の時は仕事が忙しすぎました。
休日出勤、終電帰り、たまに帰れなくなってビジネスホテルに宿泊。
最初は休みの日にまとめてやってはいましたが、仕事の疲れがなかなかとれず、寝て1日が終わることがあったので転職活動に力を入れることができませんでした。
まとめ:働きながら転職活動をし、気持ちに余裕を持った選びを

働きながらか転職活動か、辞めてから転職活動かで迷っている場合は、まずは働きながら転職活動をおすすめします。
働きながら転職活動をしてみて両立できるのかご自身で確認し、厳しそうであれば仕事を辞めることを選んでも遅くはないです。
- 収入がなくならないので精神的に安心する
- 途中で転職活動を辞めても生活に苦労しない
- 面接時に前向きになれる
- スケジュール管理が大変
- 有休をとると職場に怪しまれる
- 相談相手が周りに言う可能性
- 面接調整の負担が減る
- 内定後すぐ働くことができる
- 転職活動に集中できる
- 書類選考が通りにくい
- 収入がなくなる
- なかなか決まらなくて不安になる
また、1人ではなかなか決めることができない、周りに転職を相談する人がいないという人には転職エージェントがおすすめです。
数多くのエージェントがありますが、おすすめはリクルートエージェントです。
4回の転職活動全てに登録し、50万年収アップの転職ができたのもリクルートエージェントでした。
登録時に無料カウンセリングがあるので働きながらがいいのか、辞めてからがいいのかのアドバイスをもらうことができます。
1つの選択肢としてご活用ください。